三重県庁は、全国に先立って男性不妊症の助成を開始するなど、不妊治療を受けるご夫婦に対する支援に大変力を入れていただいております。また、各市町においても体外受精（顕微受精）―胚移植のみならず、人工授精などの一般的不妊治療や不育症治療に支援の手を差し伸べていただいております。助成内容は市町によりやや異なり、複雑な感があります。本来、支援を受けられるにも関わらず、理解不足から助成を受けておられないご夫婦も多いのではないでしょうか。

　 http://www.pref.mie.lg.jp/D1KODOMO/kodomok/funin/top.htm から三重県庁の助成内容説明のページに入ることができます。そのページから、各市町の助成内容説明のページにリンク集がございます。
27年度三重県特定不妊治療助成事業担当者会議の資料の抜粋をダウンロードしていただくことができます。 （平成27年度三重県特定不妊治療助成事業担当者会議資料より抜粋：PDF 2.92MB）
不妊治療に対する助成内容をご確認していただくことができると思います。
（助成制度は確立の途上にあり、刻々と変化いたしますので、その都度ご確認していただく必要があります。）

　また、9月17日に三重県産婦人科医会不妊専門委員会の委員の先生方や三重県特定不妊治療助成事業指定医療機関の先生方にご出席いただき“不妊治療を受ける御夫婦への支援を考えるワーキンググループ”が開催されました。その際、不育症スクリーニング項目について検討いたしました。ファイル（不育症スクリーニング項目：PDF 97.8KB）をダウンロードしていただくことができますので、不育症のご夫婦の診療にご参考になれば幸いです。